【就活生必見!】そもそも「仕事」とは何なのか?

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仕事とは何なのか?

この問いに即答できる人はかなり少ないんじゃないでしょうか。改めて考えてみると、その正体はなかなか言い表せないものです。

ただ、仕事の正体が見えれば、就活の先にある働くという意味もよく見えてきますし、企業研究・業界研究にも大いに役立ちます。

今回は「仕事とは何か?」に迫ります。

仕事の正体

仕事とは何なのか?

この答えは、
付加価値を与える活動
です。

具体的には、「自分の行動が対象の価値を上げること」を意味します。基本的にこの価値判断基準は顧客にあります。

例えば、
 ・製品の販売促進企画を立てる
 ・新商品を開発する
 ・接客をして商品を販売する
 ・ポテトを揚げる
 ・フロアの掃除をする

これらは全て「仕事」です。自分の働きが、何かに価値を付加しています。

前工程→自分→後工程

それではもっと仕事を捉えやすくするために、一つの概念で考えてみます。

それが、
前工程(input)→自分(加工)→後工程(output)という流れです。

図解するとこんな感じ↓

必ず仕事には、
上記の流れが存在します。

例えば、ポテトを揚げる仕事を例にとるとこんな感じ。

前工程:ジャガイモのカット

自分:ポテトを揚げる

後工程:お客様への販売

ここでの自分の仕事はポテトを揚げることであり、付加している価値は「カリカリ食感」です。

お客様にとってただのカットジャガイモではなく、カリカリで美味しい価値あるポテトを届けた、という点で仕事をした(付加価値を与えた)と言えます。

工場のライン

さらに仕事を理解する上では、「工場ライン」が非常に役に立ちます。

工場ラインは目に見える形で、仕事が並ぶ場所です。

この前パイナップル缶ができるまでの動画をぼーっと眺めていましたが、今考えると、あれは仕事の連続だったんだなと気づきました。

↓パイナップルカット
↓シロップ注入
↓缶詰め

これを見ればわかる通り、顧客にとっては、前工程よりも後工程の方が価値が上がっています。少なくとも私はパイナップル丸ごとよりもシロップ入りのカットパイナップルを食べたいです。

このように、仕事とは前工程よりも付加価値を上げて後工程に繋げる活動と言えそうです。

仕事を理解するメリット

ここまでつらつらと仕事の正体を書いてきましたが、そもそも、これを理解するメリットは何でしょうか

この点を最後に考えたいと思います。

木ではなく、林が見える

ズバリ、メリットは木ではなく、
「林が見えるようになる」という点です。

仕事とは、何も思考しなければ、目の前のことを処理していく作業になってしまいます。これが仕事の一部(木)しか見えていない状態です。

しかし、仕事の正体(前工程よりも付加価値を付けて後工程に繋げる活動)を理解していれば、少なくとも自身の前後工程を認識しながら仕事ができます。

その意味で、森ではなくとも、林くらいなら見えるようになるわけです。

何をすべきか明確になる

林が見えてくると、前工程と後工程をに把握して的確な行動を取れるようになります。

・前工程を予測した仕事
・後工程に配慮した仕事
といったように、前後関係が理解できれば、より効率的かつ価値の高い仕事をすることができます。

特に就活生においては、希望職種だけではなく、その前後工程の仕事を理解することで、逆に希望職種の理解が深まるのでとってもおすすめです。

以上、仕事について深掘りしてまとめてみました。

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