人事が納得する就活軸の決め方

就活
スポンサーリンク

就活はやっていくうちに迷走するもの。
自分なりのコンパスを持っていないと
周囲の情報に溺れ自分の進むべき道がわからなくなります。

今回は就活軸を明確にしていきたいという方のために、
就活軸の決め方を紹介します。

すぐに結論が欲しい方は、
目次からスキップしてください。

就活の軸=自分なりのブレない基準

そもそも就活軸とはなんなのか?

就活軸は自分の将来を決める上で、
自分なりのブレない基準のことを指します。

就活をしている皆さんからすると、
企業選択の判断軸とも言い換えられます。
つまり、何を持って企業の優先順位をつけるのか?です。

判断軸は過去の経験からしか生まれない

では、その基準は何から生み出されるのか?

それは「過去の経験」です。

人間は過去に見聞き・体験したものからしか
未来の判断をできません。

ここが肝です。

逆から言えば、
「過去を遡れば、判断軸は形成できる」ということです。
これの考え方をもとに、就活軸を決めていきます。

就活軸の決め方

就活軸は3つの観点から決められます。

1.Can(できること):自分の能力やスキルを活かせるか?
2.Issue(課題意識)
:どうしても解決したい課題に取り組めるか?
3.Value(価値観)
:共感できる価値観を大切にしているか?

上記、
3つのポイントを自分の過去の経験と
照らし合わせる
ことで就活軸は決められます。

Can(できること)

ここでは、
過去の経験からこんな能力(Can)を活かしたい
という軸を作っていきます。

つまり、
身につけた能力・スキルを活かせるかどうか?
が就活軸になります。

【例えば・・・】
 ・留学で英語スキルを培ったので、これを活かせる仕事がしたい
 ・フォロワーを多く増やした経験から、SNSマーケティングスキルを活かせる仕事をしたい
 ・ロボット工学を学んだので、自動化ロボットの設計・開発がしたい

Issue(課題意識)

2つ目は、
どうしても解決したい課題(Issue)を解決できるかどうか?
で就活軸を決める方法。

過去の経験から感じた痛み(課題)を
未来にわたる活動の原動力として就活軸に据え置く方法です。

【例えば・・・】
 ・発展途上国に訪れた経験から、世界のインフラ水準を底上げできる企業にいきたい
 ・過酷な工場アルバイトから、少しでも労働者を楽にできるマシンを作る
 ・WEBサイト立ちあげの大変さを経験したので、簡易に設定できるソフトを作りたい

Value(価値観)

3つ目は、
自身の価値観とリンク度合いが高いかどうか?
を就活軸として設定する方法。

過去の経験から、
これだけは譲れないと感じる価値観を就活軸にすることで、
親和性の高い考え方を持つ企業を選択していくことができます。

【例えば・・・】
 ・地方創生の創造事業に関わった経験から、0→1を重要視していきたい
 ・挑戦をすることで実績を納めてきたので、積極的な挑戦を受け入れてくれる風土が良い
 ・チームで県大会を優勝した嬉しさが忘れられないので、協働性の高い企業が良い

人事は言動の裏付けを求めている

就活軸を決めると、
自然と選考合格率も上がっていきます。

その理由は、
人事の求める志望動機をクリアに語れるようになるからです。

人事は就活生の言動をみているわけではなく、
その裏付けとなる信頼できる過去の経験を求めています。

就活軸を過去の経験と照らし合わせて設定することで、
言動、就活軸、過去の経験が強くリンクし、
人事にとって納得度の高い志望動機を語れるようになります。

加えて、上記3つの観点で就活軸をクリアにしていくことで、
より効率的で無駄のない就活ができます。

これをきっかけに就活軸ともう一度向き合ってみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました